メールにてイラレの講座についての質問を頂きました。
「型抜き」が上手くいかないとのことですが、詳細が分からないため
メールの内容から推測して答えさせていただきます。
まずはイラレの線画を利用した塗りパーツの作成(自称型抜き)のおさらいです。
ちょうどいい線画を発掘したのでこれを利用して解説します。
1:作成した線画のオブジェクトを全て選択し、パスファインダの「合体」を
クリックしてひとつのオブジェクトにします。

2:線画全体を覆うように適当な色の四角を作成し、線画のオブジェクトの背面に送ります。
今回は線画全体が構図の中に納まっているのでこの状態でも型抜きが実行できますが、
構図の外に出ている場合は四角から線画がはみ出るようにしてください。
(講座参照)

3:線画・四角全てを選択し、パスファインダの「分割」をクリックすると
背面の四角が線画により型抜きされるので要らない部分を消していきます。
※「分割」以外に「刈り込み」「合流」でもパスの状態に
多少の違いがありますが型抜きが出来ます。

という手順をふめば型抜きができます。
本題です。
型抜きがスムーズにいかない理由に考えられるのは
パソコンの演算処理が追いついていない可能性です。
上記の方法そのままに進めていくと、「合流」をクリックした時点で

このような表示が出てきます。
無視して実行しても特に支障はないと思われますが、
線画が精細に描かれている、他のアプリケーションを大量に起動している、
ノートパソコン・低価格パソコンなど容量に不安のある物で描いている
などの理由でパソコンの処理がパンクしてしまうケースが考えられます。
型抜きの手順での解決策としては、
線画を合体させずに少しずつ選択して型抜きしていく方法があります。

このように線画のオブジェクトを少しずつ選択して型抜きしていきます。
合流させたら不要な部分・まだ型抜きに必要な線画オブジェクトを選択解除して
(ダイレクト選択ツールでShift+Altを押しながらクリック)
塗りのオブジェクトにロックをかけます。
そしてまた四角で覆い、同じ手順を繰り返していきます。

最終的に塗りオブジェクトがこのようになるようにします。
線画をあらかじめ確保していれば型抜き用線画は白い塗りにしても、
消してしまっても大丈夫です。

最後に色を塗りわけ、確保していた元の線画を表示させれば完了です。
上記の方法で解決が出来たのでしたら幸いです。
長々とつたない説明で申し訳ございません。